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風流の(松尾芭蕉)

来源:花匠小妙招 时间:2026-02-16 01:42

風流の 初やおくの 田植うた 松尾芭蕉

■ 訳

(白河の関を越え)風流を感じられた始まりは、陸奥の田植え歌(の趣ある歌声)だよ。

■ 解説

「風流(ふうりう)」は雅な遊び(詩歌・芸術の遊び)、「初や(はじめや)」は始まりは、「奥の」は陸奥の、をそれぞれ意味します。
季語は「田植」で夏です。

■ この詩が詠まれた背景

この句はおくのほそ道、「須賀川」の中で芭蕉が詠んだ俳句です。
前回の旅の続きで、須賀川(現在の福島県須賀川市周辺)での出来事です。
おくのほそ道には、
「とかくして越行まゝにあぶくま川を渡る。左に会津根高く、右に岩城相馬三春の庄、常陸下野の地をさかひて山つらなる。かげ沼と云所を行に、今日は空曇て物影うつらず。
すが川の駅に等窮といふものを尋て、四五日とゞめらる。先白河の関いかにこえつるやと問。長途のくるしみ身心つかれ、且は風景に魂うばゝれ、懐旧に腸を断てはかばかしう思ひめぐらさず。
(本俳句)
無下にこえんもさすがにと語れば、脇第三とつゞけて、三巻となしぬ。」
(そんな感じで白河の関を越えて阿武隈川(福島県および宮城県を流れる川)を渡った。左に高くそびえる磐梯山、右に岩城、相馬、三春といった荘園跡、常陸国(現在の茨城県)と下野国(現在の栃木県)の境界線として山々が連なっている。(蜃気楼で有名な)影沼(現在の福島県岩瀬郡鏡石町)という所に行ってみたのだけれど、今日は曇っていて映らなかった。
須賀川(現在の福島県須賀川市)の宿場の等窮(相楽等躬)という方を訪ねて、4~5日宿泊する。等窮さんに「先日、白川の関を越えられたそうですが、どうでした?」と問われるが、「長旅の疲れからか、心身は疲労にやられ、魂は絶景に奪われ、心は先人達への懐古の想いに断たれてしまって、上手く思いを巡らせることができませんでしたよ。」
(本俳句)
と、さすがに何も詠まず超えるのもどうかと思って詠んだ句を語ると、この句を発句として、脇句(2番目に詠まれる7、7の短句)、第三句(続けて付ける五・七・五の句)と続けて詠み続けられ、ついに三巻となった。)とあります。

■ 豆知識

作者は松尾芭蕉です。

連句とは、複数の人で詠み合う俳諧の形式です。
現代ではあまり馴染みがありませんが、現在でも使われる”挙句の果て”という言葉の語源は連歌の締めの句である”挙句”から来ています。

今回詠まれた連句は以下の物だったそうです。
(歌仙連歌の場合、36句で一巻とするそうなので、あと二巻分あるようですが、当方では調べきれていません。)
発句(芭蕉)風流の 初やおくの 田植歌
脇句(等躬)覆盆子を折て 我まうけ草
第三(曽良)水せきて 昼寝の石や なをすらん
4 (芭蕉)魚籠に河鹿の 声生かす也
5 (等躬)一葉して 月に益なき 川柳
6 (曾良)雇にやねふく 村ぞ秋なる
7 (芭蕉)賤の女が 上総念佛に 茶を汲て
8 (等躬)世をたのしやと すゞむ敷もの
9 (曾良)有時は 蝉にも夢の 入ぬらん
10 (芭蕉)樟の小枝に 恋をへだて
11 (等躬)恨ては 嫁が畑の 名もにくし
12 (曾良)霜降山や 白髪おもかげ
13 (芭蕉)酒盛は 軍を送る 關に来て
14 (等躬)秋をしる身と ものよみし僧
15 (曾良)更る夜の 壁突破る 鹿の角
16 (芭蕉)嶋の御伽の 泣ふせる月
17 (等躬)色々の 祈を花に こもりゐて
18 (曾良)かなしき骨を つなぐ糸遊
19 (芭蕉)山鳥の 尾にをくとしや むかふらん
20 (等躬)芹堀ばかり 清水つめたき
21 (曾良)薪引 雪車一筋の 跡有て
22 (芭蕉)をのをの武士の 冬籠る宿
23 (等躬)筆とらぬ 物ゆへ恋の 世にあはず
24 (曾良)宮にめされし うき名はづかし
25 (芭蕉)手枕に ほそき肱を さし入て
26 (等躬)何やら事の たらぬ七夕
27 (曾良)住かへる 宿の柱の 月を見よ
28 (芭蕉)薄あからむ 六条が髪
29 (等躬)切樒 枝うるさゝに 撰殘し
30 (曾良)太山鶫の 声ぞ時雨るゝ
31 (芭蕉)さびしさや 湯守も寒く なるまゝに
32 (等躬)殺生石の 下はしる水
33 (曾良)花遠き 馬に遊行を 導て
34 (芭蕉)酒のまよひの さむる春風
35 (等躬)六十の 後こそ人の 正月なれ
挙句(曽良)蠶飼する屋に 小袖かさなる

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