公開日 2020年04月01日
更新日 2020年04月01日
仮植(かしょく)とは
種まきしてから数センチに育った苗をポットに1本ずつ植え替える作業です
はじめに写真のように、苗箱から苗のかたまりを適量取り出します。
そこから1本づつ苗をばらして、ポットへ植える準備をします。
次に割り箸等で、茎の根元をつまみ、垂直に植えていきます。
植え方が浅いとすぐに苗が倒れてしまい、深すぎると葉っぱが土に隠れてしまいます。
小さな苗ほど加減が難しいですが、慣れれば簡単な作業です。
定植(ていしょく)とは
ポットで生育した苗を花壇やプランターに植え替える作業です
定植するときは、花の咲いた状態をイメージして作業します。
苗を植える間隔で、花壇の仕上がりは全く違います。
花壇のような広い場所では、ロープを目印に作業をしたりします。
公共花壇では苗の間隔30センチを目安に、プランターは3本を目安に定植しています。
定植時の注意事項写真のマリーゴールドは、2人で1本づつ植えました。
左側の元気な花は、ポットから取り出し、土をほぐし、余分な根を取り除いてから植えて苗。
右側の枯れている花は、ポットから取り出し、そのまま植えた苗です。
定植時、ひと手間かけるだけで、これだけの違いが出ます。
花を長く楽しむには
切り戻し
古い花や茎を切り落とすことによって、新しい花を咲かせる作業が切り戻し
花がら摘み
咲き終わった花を摘み、新しい花を咲かせる作業が花がら摘み
写真のプランターは平成30年4月に配布し、6月に回収したものです。
元気に咲いているビオラは、肥料と水の管理の他に切り戻しをしました。
枯れているビオラは、肥料と水の管理はしましたが、切り戻しはしませんでした。
ビオラ、ベゴニア、マリーゴールドなどは、花がら摘みや切り戻しをすると花が長持ちします。
他にも花を長く楽しむ方法は、たくさんあるようです。