日本の伝統色ミニ知識「黄」: 紫紅社
日本の伝統色 ミニ知識
「黄」

黄という色には、明るくあたたかい光を放って人の眼をつよく引きつける印象があるのではないでしょうか。
中国古代の春秋時代から戦国時代にかけられて確立されたという五行思想「木、火、土、金、水」では、中央に位置する土に黄はたとえられています。黄という字は「光」と「田」に分解されるので、光り輝く田んぼ、すなわち土の色ということになるのです。
季節を彩る花にも黄色のものがたくさんあり、私たちの心をゆたかにしてくれる色ともいえます。
黄の色名
黄の色名には「刈安(かりやす)」「鬱金(うこん)」「黄蘗(きはだ)」「山吹(やまぶき)」「柑子(こうじ)」「朽葉(くちば)」「黄橡(きつるばみ)」「波自(はじ)」「菜の花(なのはな)」「承和(そが)」「芥子(からし)」「黄土(おうど)」「雌黄(しおう)」「安石榴(ざくろ)」「女郎花(おみなえし)」などがあります。
黄系の色の染料
代表的な染料は、刈安です。黄系の色名のなかでももっとも古いもので、奈良時代の『正倉院文書』にも登場する、日本の伝統色を代表するひとつといってもいいでしょう。
刈安はイネ科の多年草で、ススキに似た植物です。滋賀県伊吹山が産地として有名で、『正倉院文書』にも「近江刈安 (おうみかりやす)」の名が見られます。秋に刈りとられた刈安を乾燥させて染料とし、美しく澄んだ黄色に染めるのです。
そのほか、支子(くちなし・色名は実の赤色を示す)、楊梅(やまもも・樹皮を染料として使用)ターメリックとも呼ばれる鬱金、安石榴(実の皮を染料として使用)、ミカン科の落葉樹の黄蘗(樹皮の内側に黄色のコルク層がある)、顔料の黄土などがあります。
染司よしおか当主・染織史家 吉岡幸雄

日本の伝統色 ミニ知識
赤 紫 青 黄 茶 黒相关知识
伝統的な日本の植物と花:過去から現代への豊かな遺産
沖縄の奇跡のハーブ「クワンソウ」美しさと健康を叶える伝統的な秘密
植物がよく育つ人と枯らす人にある意識の違い|魂が伝わるスピリチュアル|自分を知るスピリチュアルっぽい世界
日本の伝統文化を代表する茶道(茶の湯)?花道も
ニオイテンジクアオイ(匂天竺葵)の花言葉
花粉と花粉症の基礎知識
中国各地の「春旅行経済」を盛り上げる「花見経済」
ウメの品種から判別する鑑賞用の花梅と実用性の実梅 – 優優緩緩
幸せの意味を持つ花と花言葉22選
水仙(スイセン)の種類|人気品種10選!ピンクや八重咲きの花もある?
网址: 日本の伝統色ミニ知識「黄」: 紫紅社 https://www.huajiangbk.com/newsview1853116.html
上一篇: 科普丨没有化工业,古人的染料都是 |
下一篇: 槐黄的意思 |
推荐分享

- 1君子兰什么品种最名贵 十大名 4012
- 2世界上最名贵的10种兰花图片 3364
- 3花圈挽联怎么写? 3286
- 4迷信说家里不能放假花 家里摆 1878
- 5香山红叶什么时候红 1493
- 6花的意思,花的解释,花的拼音 1210
- 7教师节送什么花最合适 1167
- 8勿忘我花图片 1103
- 9橄榄枝的象征意义 1093
- 10洛阳的市花 1039