首页 分享 【家庭菜園】ルッコラの育て方|プランター栽培や露地栽培・水耕栽培の方法を解説

【家庭菜園】ルッコラの育て方|プランター栽培や露地栽培・水耕栽培の方法を解説

来源:花匠小妙招 时间:2025-10-22 20:16
目次 ルッコラとは ルッコラの概要 ルッコラの特徴 ルッコラの育て方のポイント 種まきの時期 栽培温度 日当たりと置き場所 水やりの頻度 ルッコラ栽培に適した土づくりと準備 プランター栽培 露地栽培 水耕栽培 ルッコラを種から栽培する方法 種のまき方 ルッコラを苗から育てる方法 植えつけの時期 苗の植えつけのやり方 間引きの方法 間引き1回目 間引き2回目 ルッコラの肥料・追肥の時期 ルッコラ栽培中のお手入れ方法 土寄せ 中耕・除草 摘蕾(てきらい) ルッコラの収穫方法 株ごと収穫する方法 外葉から収穫する方法 ルッコラの増やし方 ルッコラの種を採取する方法 【種を採取する方法】 ルッコラの鞘を放置して自然に種まきする ルッコラの病気対策 ルッコラの病気対策 ルッコラの病害虫 アブラムシ アオムシ おわりに

ルッコラとは

ルッコラとは、地中海沿岸地域原産の一年草で、「ロケット」と呼ばれることもあります。イタリア料理やサラダによく使われ、ピリッとした辛味とほんのりゴマのような風味が特徴的です。

原産である地中海沿岸の地域では古代ギリシャ時代、古代ローマ時代から栽培されていたといい、古くから親しまれているハーブのひとつです。ピザなどイタリア料理によく使われ、日本ではサラダなどに入れて食べることが多く、ハーブの中でもとくに親しまれています。

ルッコラの概要

ルッコラは地中海沿岸地域原産の、アブラナ科キバナスズシロ属に属する葉野菜です。学名を「ロケット」といいますが、イタリア名の「ルッコラ」として広く知られています。

サラダなどに入れて食べることの多いルッコラは、ビタミンCやβカロチンなど栄養素が豊富です。そのほかの栄養素に鉄やカルシウム、葉酸、食物繊維など、積極的に摂りたい栄養素がたくさん含まれています。

ルッコラの特徴

ルッコラは種をまいてから収穫までの期間が短く、約30〜40日ほどで収穫できます。種まきから収穫までが早いと病気にかかりづらいので、家庭菜園初心者の方も育てやすいのが魅力です。

暑さや寒さにも比較的強く、種まきの時期をずらせば一年中収穫を楽しめることがメリットです。背丈が10〜15cmくらいの幼葉の時期に収穫すれば、栄養価の高いベビーリーフとして食べられます。

また、ルッコラはプランター栽培や水耕栽培、露地栽培など色々な方法で育てられるので、自宅に限られたスペースしかない方でも育てやすいです。育て方も比較的かんたんなので、毎日のサラダ用にキッチンやベランダでルッコラを育ててみてはいかがでしょうか。

ルッコラの育て方のポイント

ルッコラは直射日光に当たると茎葉が固くなってしまうので、栽培環境に注意して育てることが大切です。種まきの時期や栽培温度など、ルッコラの育て方のポイントをご紹介します。

種まきの時期

露地栽培や屋外でプランター栽培する場合は、春から秋にかけての時期が種まきの適期です。春まき・秋まきの場合、種まきから収穫までは約30〜40日程度が目安になります。

ルッコラは夏と冬の間も栽培できますが、育ちやすい時期とはいえません。ルッコラは夏の直射日光に当たると茎葉が固くなってしまうため、夏の間は寒冷紗などを使用して日差し対策を行いましょう。気温が低くなる冬は、ビニールトンネルなどを使って防寒対策をすれば、栽培可能です。

・春まき

春まきのタイミングは、3〜6月頃で、種まきから収穫までは約30〜40日程度です。春まきの時期は、アブラムシなどの病害虫が発生しやすい時期のため、種まきをしたあとは防虫ネットで害虫対策を行っておきましょう。

・夏・秋まき

夏まきのタイミングは7〜9月頃で、種まきから収穫までは約25〜30日程度です。気温が高いので成長が早く、種まきから1ヶ月弱で食べられます。ただし、夏の強い日差しは茎葉を固くする原因となるため、寒冷紗などで直射日光を遮るようにしましょう。

秋まきのタイミングは9〜10月頃で、種まきから収穫までは約30〜40日程度と春まきと同じくらいです。秋まきでも晩秋になると気温が低くなるため、収穫までは約60日程度かかるようになります。アブラナ科のルッコラは病害虫の標的になりやすいので、秋まきも春まき同様に防虫ネットをかけて害虫対策を行いましょう。

栽培温度

ルッコラの発芽温度と生育適温は、ともに約15℃〜25℃です。比較的寒さや暑さに強いルッコラは−5℃〜40℃の広い範囲で栽培できるといわれていますが、生育が衰えて失敗しやすいので、春か秋に栽培するのがよいでしょう。

日当たりと置き場所

ルッコラは日当たりがよく風通しのよい場所を好みますが、直射日光に当たると茎葉が固くなってしまいます。そのため、明るい日陰や夕方になると日陰になるような場所で栽培するのがおすすめです。日陰になる場所がなければ、寒冷紗などを使って日差しをコントロールする方法もあります。室内でルッコラを栽培する場合は、カーテン越しの窓際などに置くのがおすすめです。

また、ルッコラは強い風に当たると折れやすいので、風が強い日は防風ネットなどで対策を行いましょう。室内で育てている場合は、エアコンや暖房の風が、ルッコラに直接当たらないように注意してください。

水やりの頻度

種まきをしてから発芽するまでは、土の表面が乾かない程度に水やりをしましょう。発芽したあとは、土の表面が乾いてから水やりする程度で問題ありません。1回の水やりで与える量は、プランターなら、鉢底から水が流れるまで与えてください。露地栽培の場合は1株につき、1リットル〜1.5リットルが目安です。

ルッコラは多湿を嫌うため、水やりの頻度が多いと育成不良や根腐れを起こす可能性があります。その反面、土が乾燥しすぎると成長が遅くなり葉が固くなるので、土の乾き具合をこまめにチェックして水やりをするのがポイントです。土が乾燥しすぎるとルッコラの苦味が強くなり、香りや風味が弱くなる原因になるので注意しましょう。

ルッコラ栽培に適した土づくりと準備

ルッコラはプランター栽培・水耕栽培・露地栽培などさまざまな育て方があります。栽培方法によって使用する用土や準備が異なるので、種まきの前にあらかじめ手順を把握しておきましょう。

プランター栽培

プランターでルッコラを栽培する場合は、プランターと用土の準備から始めます。ルッコラを5〜10株程度栽培するなら、60cm程度の標準サイズのプランターがおすすめです。2〜3株ほどであれば、5号程度の植木鉢でも栽培できます。

用土づくり

プランターでルッコラを栽培する場合は、新鮮な新しい用土を使用しましょう。一度ルッコラを栽培した用土を使用すると、病害虫の被害や連鎖障害を起こしやすくなります。用土は市販の野菜用やハーブ用の培養土で問題ありません。できれば元肥タイプを選んでおくと、元肥を加える手間を省けます。ハイポネックス培養土 鉢・プランター用は、元肥として緩効性肥料マグァンプKが配合されたプランター栽培に最適な培養土です。

自分で用土をブレンドする場合は、赤玉土6:腐葉土3:バーミキュライト1の割合で配合するのがおすすめです。元肥として今日から野菜 野菜の肥料を施します。今日から野菜 野菜の肥料は、野菜の生育に必要な成分と有機成分をバランスよく配合し、おいしい野菜 収穫できます。

露地栽培

露地栽培でルッコラを育てる場合は、土づくりと種をまく畝(うね)を作っておきましょう。土づくりは酸度が整うまでに時間がかかるため、種まきの2週間前までに完了しておくのがおすすめです。

用土づくり

ルッコラは水はけのよい、弱アルカリ性から中性の土を好みます。畑の土に石灰を混ぜて、土壌酸度をpH6.0程度に調整しておきましょう。さらに、元肥として堆肥と化成肥料を加えて、土をふかふかに耕しておくとルッコラが育ちやすくなります。土を豊かにする肥料は、堆肥と肥料成分がひとつになっています。

畝(うね)づくり

畝とは、植物を栽培するために畑の土を直線上に盛り上げた、植物にとってベッドのようなものです。畝をしっかり作っておくとルッコラの根を張るスペースを確保でき、さらに保水の役割を担ってくれます。水はけや通気性もよくなるので、病気にかかりにくく元気に育ちやすくなります。

ルッコラの栽培に適した畝は幅約70〜80cm、高さ10〜15cmが目安です。土を耕している途中に石が出てきたら、成長の妨げになるので取り除きましょう。

水耕栽培

ルッコラは用土の代わりに水を使って育てる、水耕栽培でも育てられます。水耕栽培は室内でできるので、庭やベランダといった栽培スペースを確保できない方におすすめです。

水耕栽培のメリットは、気候や天候などに左右されないことです。

水耕栽培で準備するもの

水耕栽培は、土の代わりに液体肥料微粉ハイポネックスを水に1000倍に溶かし、スポンジを使って栽培する方法です。以下のものを使って、栽培床の準備をしましょう。

スポンジを入れる容器(いちごのパックやタッパーなど) スポンジ ティッシュ 水 液体肥料微粉ハイポネックス 霧吹き

水耕栽培のやり方

水耕栽培に適した気温は15℃〜20℃が目安です。日当たりがよく風通しのよい場所に置いて管理しましょう。種まきからおおよそ2〜5日程度で発芽します。

カッターなどを使い、スポンジの表面に浅い切れ込みを作ります。 スポンジを容器に入れ、液体肥料微粉ハイポネックスを1000倍に溶かした水を容器に入れてください。 スポンジを指で押して水を吸わせたら、スポンジが半分浸るくらいまで水を足してください。 スポンジの切れ込みに種を2,3粒まきます。 種が乾燥しないよう、種の上にティッシュなどをかけます。 容器を日当たりのよい場所に置き、発芽を待ちましょう。 発芽したらティッシュを取り除き、水を定期的に変えて栽培します。 草丈が20〜25cmほどになったら収穫のタイミングです。

水耕栽培の水やり

水耕栽培の場合、水やりは容器の水が減ったタイミングで適宜行います。頻度は1週間に1〜2回が目安です。スポンジが乾かないよう、霧吹きなどで水やりをしてください。

また、容器の水は1週間に1回のペースで取り替えます。容器に入った水をすべて捨て、液体肥料を混ぜた新しい水に取り替えてください。

ルッコラを種から栽培する方法

ルッコラを種から育てる場合は、温度管理と水分量に十分注意しましょう。種をまいたあとに高温になったり乾燥しすぎたりすると、発芽しなくなる原因になります。

種のまき方

ルッコラの種は非常に小さいため、1か所に固まって落ちてしまいやすいです。種をまきすぎるとあとで間引くのが大変になるので、種を分散させてまくよう注意しましょう。種まきするときは種を人差し指と親指で少量つかみ、指をこすり合わせてパラパラとまくのがポイントです。

・バラまき

バラまきは種が1か所に固まったり重なったりしないよう、全体に分散させて種をまく方法です。種を少量指でつかんだら、土の上全体にパラパラと満遍なく種をまきましょう。小さい鉢で栽培するときや少量だけ栽培したいときは、バラまきがおすすめです。

【バラまきのやり方】

鉢底に鉢底石を敷き詰め、準備した用土を入れます。 種を人差し指と親指で少量つかみ、土の上にパラパラとまいてください。 種の上に薄く用土をかぶせ、種と用土を密着させるために手で軽く抑えてください。 種が流れないように、ジョウロなどでやさしく水やりをしましょう。

・スジまき

スジまきは土の上に一直線状の浅い溝を作り、その溝に沿って1列に種をまいていく方法です。バラまきよりたくさん種を植えることができるので、大量に収穫できるのがメリットです。プランター栽培や露地栽培には、スジまきがおすすめです。

【スジまきのやり方】

指や棒などを使って、土の上に1cm程度の深さの溝を一直線状に作ります。 列を増やす場合は、15cmほどの間隔を空けてください。 溝に沿って1cm間隔で種をまいていきます。 種の上に用土を薄くかぶせ、種と用土を密着させるように手で軽く抑えてください。 種が流れないように、やさしく水やりをしてください。

ルッコラを苗から育てる方法

ルッコラを少量栽培したいときや、種から育てる自信がない場合は苗から育てるのがおすすめです。発芽した状態から育てられるので、植えつけしてからすぐに収穫を迎えられます。

植えつけの時期

ルッコラを苗から育てる場合、植えつけの時期は春植えが4月〜7月、秋植えは9月〜11月上旬ごろが適期です。園芸店やホームセンターなどで苗を購入し、本葉が4〜5枚になったタイミングで植えつけを行いましょう。

苗の植えつけのやり方

ルッコラの苗を植えつけるときは、5〜10cmほど間隔を空けて植えつけていきます。密植気味に植えるなら、4〜5cm間隔で構いません。ルッコラは密植気味に植えつけすると葉がやわらかく育ちます。

【苗をプランターに植えつけする方法】

プランターの鉢底に鉢底石を敷き詰めて、プランターの1/3まで用土を入れます。 ポットから苗をそっと取り出し、根鉢を少しほぐしてください。 用土の上に適当な間隔を空けて苗を置き、根鉢の高さより少し低めになるように用土を少なめに入れてください。 用土と根が密着するように、土の上を手で軽く抑えましょう。 最後にプランターの底から水が流れ出てくるまで水を与えてください。

その際に根の活着促進のため、植物用活力液リキダスを1000倍に希釈した水を与えると良いでしょう。

【苗を畑に植えつけする方法】

ルッコラの苗をポットから取り出し、根鉢を少しほぐします。 畝に根鉢よりひと回り大きい穴を掘り、そこに苗を置きます。 穴を埋めるように用土を入れて、手で軽く土を抑えて根と土を密着させます。 最後にたっぷり水を与えましょう。

その際に根の活着促進のため、植物用活力液リキダスを1000倍に希釈した水を与えると良いでしょう。

間引きの方法

間引きとは、密集して生えた芽の一部を取り除き、株と株の間に間隔を作るための作業です。苗を密集したままにすると、通気性が悪くなり病気の原因になります。

また、苗がたくさんある状態では、土の中で栄養の取り合いになってしまいます。生育の悪い株を選んで取り除き、生育のよい株に栄養を集中させるように間引きを行いましょう。

間引き1回目

ルッコラの本葉が2〜3枚になったタイミングで、1回目の間引きを行います。株と株の間隔が2〜3cmになるように、生育の悪いもの・傷んだ部分があるもの・双葉が左右対称でないものを選んで株ごと取り除いてください。

葉と葉がぶつかり合っている場合は、どちらか一方を抜き取ります。また、間引きをしたあとは株が倒れないように、株元に土寄せをしましょう。

間引きしたルッコラはベビーリーフとして食べられるので、サラダに入れたりお浸しにしたりして食べてみてください。

間引き2回目

ルッコラの本葉が4〜5枚になったら、2回目の間引きを行います。2回目の間引きは、株と株の間隔が4〜5cmになるように間引きしてください。生育のよい株を優先して残し、生育の悪い株や害虫被害にあっている株は取り除きましょう。生育のよい株を見分けるポイントは、葉の色が濃いもの・葉にツヤがあるもの・茎が太いことなどです。

さらに、2回目の間引きをしたあとは除草をかねて中耕を行いましょう。固まった土をほぐして雑草を取り除くと、ルッコラの生育がよくなります。

1回目の間引き同様、間引きしたルッコラは食べられますので、捨てずに味わってみてください。

ルッコラの肥料・追肥の時期

ルッコラを株ごと収穫する場合は、元肥をしっかり施している場合は基本的に追肥をする必要はありません。栽培期間が短いので、用土を準備したときの元肥だけで十分栽培できます。ただし、ルッコラの生育が悪いようであれば、必要に応じて今日から野菜 野菜の肥料で追肥を行ってください。

今日から野菜 野菜の肥料は、野菜の生育に必要な成分と有機成分をバランスよく配合しています。

一方、ルッコラを外葉から収穫する場合は、2回目の間引きをしたあとに今日から野菜 野菜の肥料を追肥します。追肥することで、長く収穫を楽しめるようになります。

水やりをかねて、1週間~10日に1回の頻度で液体肥料ハイポネックス原液を与える方法もおすすめです。

今日から野菜 野菜の肥料を株元にまいたら、土寄せを行います。

ルッコラ栽培中のお手入れ方法

ルッコラは種まきから収穫まで1ヶ月弱と短いですが、栄養豊富なルッコラに育てるにはお手入れが必要です。ルッコラ栽培中のお手入れ方法をご紹介します。

土寄せ

土寄せとは、クワやスコップなどを使って、植物の株元に土を寄せる作業のことをいいます。土寄せをすることで土の中に新鮮な空気が入り、土壌の微生物が活性化して肥料の効果が高まります。また、株元に土を寄せると植物の転倒防止にもなるので、間引きや追肥をしたタイミングで土寄せを行いましょう。

中耕・除草

中耕とは、固くなったプランターの土や畑の畝を耕して、土の通気性と水はけをよくするための作業です。2回目の間引きのあとに、除草をかねて行いましょう。もしも雑草が目立つなら、土の栄養を奪われてしまわないよう適宜除草してください。

摘蕾(てきらい)

摘蕾とは、植物の生育を促すために余分な蕾を摘み取る作業のことです。ルッコラは春以降に「トウ立ち」するため、長期間ルッコラの収穫を楽しむなら、摘蕾を忘れずに行う必要があります。

トウ立ちとは、茎の先端に蕾がついて、茎が伸びてしまった状態のことです。ルッコラは気温が高くなるとトウ立ちしやすく、放置しておくと花が咲いて葉が硬くなってしまいます。ルッコラの葉だけを収穫したいときは、花芽が出た時点で摘蕾しましょう。摘み取った蕾や花は、お浸しなどにして食べられます。

ルッコラの収穫方法

ルッコラの背丈が10〜15cm、または20〜25cmになったら収穫のタイミングです。収穫が遅れると苦味や渋みが増し、葉が固くなってしまうので収穫時期を逃さないようにしましょう。

ルッコラの収穫方法は株ごと収穫する方法と、外葉から収穫する方法があります。

株ごと収穫する方法

ルッコラの株を根っこごと収穫する方法です。外葉から収穫する方法と違い、1つの株で何度も葉を収穫することはできません。

特に春まきのルッコラは株ごと収穫する方法がよいといわれています。理由は、春まきの場合、夏に向かってどんどん気温が上がりトウ立ちしやすいからです。ルッコラは花が咲くと葉がどんどん固くなってしまうため、株ごと収穫して葉が柔らかいうちに楽しむのがよいでしょう。

外葉から収穫する方法

ルッコラの外葉や下葉から収穫する方法です。ルッコラは葉を収穫している間もどんどん成長するので、株ごと収穫しなければ長期間収穫を楽しめます。ルッコラの幼葉はベビーリーフとして食べられるので、好みの成長具合で収穫するのもおすすめです。

ただし、花が咲いてしまうと葉が固くなるので、外葉から収穫する場合、摘蕾を忘れずに行なってください。

ルッコラの増やし方

ルッコラは種から増やすことが可能です。育てたルッコラから種を採れるので、もしもルッコラの花が咲いてしまったら、種を採取してみましょう。

ルッコラの種を採取する方法

ルッコラの花が咲いてしまったら、花が枯れるまで放置しておくとやがて種が入った鞘がつきます。鞘が枯れるまでそのまま待てば、種を採取できます。

【種を採取する方法】

ルッコラに鞘がついたら、茶色くなるまでそのままにします。 鞘が茶色く枯れたら、茎から鞘を外しましょう。 鞘を手で割って中から種を取り出します。 すぐに種まきしないときは、乾燥剤と一緒に紙袋などに入れて冷暗所などで保管してください。

ルッコラの鞘を放置して自然に種まきする

種を採取しないでそのままにしておくと、鞘から自然に種が落ちて種まきされます。すると株元から新たに芽が出てきて、ルッコラの苗を手に入れられます。プランターや畑に苗を植えつければ、そのままルッコラの栽培が可能です。

ルッコラの病気対策

ルッコラは種まきから収穫までが早いので、病気にかかることは少ないといわれています。しかし、外葉から収穫する方法で長く栽培を続けるときは、病気にかかりやすいので注意が必要です。

ルッコラがかかりやすい病気には、うどんこ病や炭そ病、白カビ病、根こぶ病などがあります。これらの病気は高温多湿の環境で発生しやすいため、水やりのし過ぎに注意しましょう。間引きを適宜行い、株と株の間の風通しをよくしておくことも大切です。

ルッコラの病気対策

ルッコラは種まきから収穫までが早いので、病気にかかることは少ないといわれています。しかし、外葉から収穫する方法で長く栽培を続けるときは、病気にかかりやすいので注意が必要です。

ルッコラがかかりやすい病気には、うどんこ病や炭そ病、白カビ病、根こぶ病などがあります。これらの病気は高温多湿の環境で発生しやすいため、水やりのし過ぎに注意しましょう。間引きを適宜行い、株と株の間の風通しをよくしておくことも大切です。

ルッコラの病害虫

香りのよいルッコラは、病害虫の標的になりやすいです。ルッコラを好んで食べる病害虫もいるため、あらかじめ病害虫対策を行っておきましょう。

アブラムシ

アブラナ科の植物を好むアブラムシは、ルッコラに発生する代表的な病害虫です。体長1〜4mm程度と小さい虫ですが、葉や茎に大量発生してびっしりと群がるのが特徴です。植物を吸汁して成長を弱らせ、枯れてしまうこともあります。

アブラムシの排泄物には糖が含まれており、葉が黒くなったりベタベタになったりと非常に厄介です。アブラムシは初夏から梅雨時期にかけて発生しやすいため、防虫ネットをかけると良いでしょう

防虫ネット場合は、アブラムシが侵入しづらい0.8mm以下の目が細かいものを選びましょう。

アオムシ

アオムシはモンシロチョウの幼虫で、緑色をしたイモムシです。アブラナ科の植物を好んで食害するため、ルッコラ栽培中は特に注意してください。アオムシは春から秋にかけて発生しやすく、葉に緑色のフンがついていたり葉に穴が空いていたりしたらアオムシがいる証拠です。

アオムシを見つけたらすぐに殺虫剤などを散布し、速やかに駆除してください。殺虫剤に抵抗のある方は、種まきをした時点で防虫ネットをかけておくのがおすすめです。

おわりに

ルッコラの栽培に難しいお手入れはほとんどなく、比較的育て方がかんたんな葉野菜です。

種まきから栽培までの期間も短く、約30〜40日程度で収穫できるので、時期をずらして種まきすれば毎日収穫することも可能です。

また、ルッコラの栽培方法はプランター栽培や露地栽培、水耕栽培とさまざまあるので、環境にあった方法で栽培できるのも魅力の一つです。栄養価にも優れているので、毎日のサラダ用に自家製ルッコラを育ててみてください。

#ルッコラ #家庭菜園 #特集

相关知识

【家庭菜園】ルッコラの育て方|プランター栽培や露地栽培・水耕栽培の方法を解説
【家庭菜園】水やりのコツ!NG行為やプランター・露地・マルチ栽培ごとのポイントも紹介
プランターでのオクラ密植栽培:管理がしやすく収量もアップ、家庭菜園に最適!
インゲン(さやいんげん)の育て方|種まきの時期は?プランターで栽培できる?
水仙の育て方解説!8つの栽培のコツとステップとは
プリンスメロンの育て方・栽培方法
初心者向け!エダマメの栽培方法・育て方のコツ│コラム|特集|読みもの|サカタのタネ 家庭菜園・園芸情報サイト 園芸通信
えんどう豆(スナップエンドウ)の育て方|種まきの時期は?プランター栽培もできる?
冬のハウス栽培に適した野菜とは?環境をコントロールして収入アップ
いちごの増やし方はランナーを切るタイミングが重要?株分け方法も解説

网址: 【家庭菜園】ルッコラの育て方|プランター栽培や露地栽培・水耕栽培の方法を解説 https://www.huajiangbk.com/newsview2428213.html

所属分类:花卉
上一篇: 少雨・高温対策マニュアル(花き)
下一篇: 家庭菜園におすすめのいちご品種

推荐分享